先日ご来店されたお客様のお話です。
施術前のカウンセリングで、
「実は2週間前に大腸ポリープを取ったんです」
と教えてくださいました。
本来であれば、事前にご相談いただき施術日を変更することも選択肢のひとつでしたが、ご本人もすっかり忘れていたそうです。
当サロンのお客様は数ヶ月前からご予約を取ってくださる方が多く、特に土日祝日は予約が埋まりやすいため、
「せっかく取れた予約だから」
「また1ヶ月先になるのは困るから」
そんなお気持ちになるのもよく分かります。
ですが、施術者としては少し違う視点で考えています。
それは、
予約を守ることよりも「お身体を守る」ことの方が大切
ということです。
大腸ポリープ切除後は、見た目には元気でも腸の内側には傷があります。
実際には傷の修復が続いている状態で、術後しばらくは出血や炎症のリスクも残っています。
「痛みもないし大丈夫」
と思っていても、身体の中では回復作業が行われているのです。
そして当サロンには、お腹をケアするチネイザンの施術があります。

内臓周辺の緊張をゆるめながら血流や呼吸を整えていく人気メニューですが、今回のお客様は術後間もなかったため、大腸周辺へのアプローチは行いませんでした。
代わりに、
・横隔膜
・肝臓周辺
・胃の緊張
・呼吸機能
を中心に整え、
さらに脇や二の腕の老廃物ケアを追加して施術内容を変更しました。

結果的に施術後は呼吸も深くなり、
「身体が軽くなった」ご様子でした。
大腸ポリープ術後だけの話ではありません
実は、この考え方は大腸ポリープ術後に限った話ではありません。
例えば、
・インフルエンザや風邪から回復したばかりの時
・コロナ感染後
・歯の抜歯後
・婦人科系の手術後
・胃カメラや大腸カメラなどの検査後
・ぎっくり腰や強い痛みが出た直後
なども同じです。
施術を受けられないわけではありませんが、身体が回復にエネルギーを使っている最中は、その働きを最優先にしてあげることが大切です。
ただ、もし私から皆さまへひとつお願いできるなら、
手術後や体調不良の時は、遠慮なく予約変更をご相談ください。
ということです。
身体は回復するためにもエネルギーを使います。
そのタイミングで無理にメンテナンスを受けるよりも、まずは身体が回復する環境を整える方が効率的です。
スマホの充電が残り10%しかないのに動画を見続けるより、一度しっかり充電した方が長持ちしますよね。
身体も同じです。
施術は元気を作るサポートはできますが、傷を治すのは皆さま自身の回復力です。
だからこそ、
「予約しているから行かなきゃ」
ではなく、
「今の身体にとって何がベストかな?」
と考え、必要であれば気軽に相談してていただけたら嬉しく思います。
サロンは逃げません。笑
どうかご自身のお身体を最優先にしてくださいね。
万全な状態で受ける施術は、身体の反応も結果も変わってきます。
これからも皆さまの健康と美容を長くサポートできるよう、安全第一で施術を行ってまいります。

