先日、ご来店と同時に、サロンのウェルカムウォーターを一気に飲み干したお客様がいらっしゃいました。
「今日は本当に喉がカラカラで!」
最近の沖縄は、朝から真夏のような暑さが続いています。
車の乗り降りや買い物をするだけでも汗をかき、気づけば喉が渇いていることも多いですよね。
その様子を見ながら、私はふと思いました。
「もしかすると、多くの方が水分補給の仕方を勘違いしているのかもしれない。」
実は、水分は「たくさん飲めばいい」というものではありません。
飲むタイミングや飲み方によって、身体への負担や巡り方が大きく変わります。
今日は、サロンでもよくお伝えしている「40代から見直したい水分補給の習慣」をご紹介します。
40代から見直したい水分補給の習慣
① 喉が渇いてから飲む
喉が渇いたと感じた時には、身体はすでに軽い水分不足になっている可能性があります。
さらに40代以降は、加齢によって喉の渇きを感じにくくなることもあります。
だからこそ、「喉が渇いたら飲む」ではなく、「渇く前に飲む」ことが大切です。
② 一気にゴクゴク飲む
喉が渇くと、一気に飲みたくなりますよね。
しかし、一度に大量の水を飲むと、腎臓は余分な水分を尿として排出しようと働きます。
その結果、身体が必要としている水分を効率よく利用できず、「たくさん飲んだのに、すぐトイレへ…」ということも。
おすすめは、コップ1杯(150〜200mL程度)をこまめに飲むことです。
③ コーヒーやお茶だけで水分補給をしている
「コーヒーを何杯も飲んでいるから大丈夫。」
これもサロンでよく聞く言葉です。
コーヒーや紅茶、緑茶にも水分は含まれるため、水分補給の一部にはなります。
ただし、これらにはカフェインが含まれています。カフェインには利尿作用があり、腎臓の尿細管で水分やナトリウムの再吸収が抑えられることで、尿として出やすくなる働きがあります。
つまり、飲んだ分の水分がそのまま身体にとどまるとは限らず、体内の水分バランスが崩れやすくなることがあるのです。
特に、汗をかきやすい夏や、もともと水分摂取が少ない方は、細胞のまわりを満たしている細胞外液が不足しやすくなります。その結果、細胞へ十分な水分が行き渡りにくくなり、のどの渇き、だるさ、頭が重い感じなどにつながることもあるんですよ。
私はお客様に、
「コーヒーは楽しむ飲み物、お水は身体を潤す飲み物ですよ。」
とお話ししています。
④ むくむからお水を控える
「水を飲むとむくむから、なるべく飲まないようにしています。」
これも意外と多い勘違いです。
水分不足が続くと、身体は水分を逃がさないように溜め込もうとするため、かえってむくみやすくなることがあります。
むくみは、水だけが原因ではなく、運動不足や冷え、筋肉量の低下なども関係しています。
またタンパク質不足でもむくみやすい身体が作られます。この内容は、また分子栄養学の視点から別の記事でお伝えしていきますね。
⑤ お味噌汁だけで水分補給したつもりになる
「お味噌汁も水分ですよね?」
もちろん、お味噌汁も水分摂取の一つです。
さらに汗で失われるナトリウムなども補えるため、夏にはおすすめです。
ただし、お味噌汁だけでは1日に必要な水分は補えません。
基本はお水を中心にしながら、お味噌汁も上手に取り入れましょう。
⑥ 朝起きても水を飲まない
睡眠中はコップ1〜2杯分ほどの水分が失われるといわれています。
起床時は、軽い脱水状態です。
朝起きたら、まずはコップ1杯のお水で身体を目覚めさせる習慣がおすすめです。

私自身、朝起きたらまず軽く歯磨きをして、寝ている間は唾液が減ることでお口の中で雑菌が繁殖しやすくなっていることを意識しながら、そのあとに水素水にケイ素を加えたものを一口飲みます。
そのあとに、リンゴ酢とシークヮーサー果汁を加えて、毎朝ゆっくり飲むことを数年前から習慣にしています。
リンゴ酢やシークヮーサーは酸性の飲み物なので、歯のエナメル質への影響を考え、私はストローを使って飲むようにしています。
また、飲み終えた後はすぐに歯を磨くのではなく、お口を水で軽くすすぐようにしています。
健康や美容は、「特別なことをたまにする」よりも、「身体をいたわる小さな習慣を毎日続けること」が大切だと感じています。
だから私は、水分補給も「喉が渇いたから慌てて飲む」のではなく、身体が喜ぶタイミングで少しずつ補給することを意識しています。
⑦ 夜まとめて飲めばいいと思っている
日中あまり飲まず、夜にまとめて飲む方も少なくありません。
「仕事中はなかなかトイレに行けないので、お水を飲まないようにしています。」
というお客様もいらっしゃいます。
そのお気持ち、とてもよく分かります。
でも、お水を我慢してしまうと、身体は少しずつ水分不足になり、血液の巡りや体温調節にも影響を与えやすくなります。
特に暑い沖縄の夏は、自分で気付かないうちに汗や呼吸からも水分が失われています。
そのため、喉が渇いてからまとめて飲むのではなく、仕事が始まる前や休憩時間、お昼休み、仕事が終わった後など、飲めるタイミングを見つけてコップ1杯程度のお水をこまめに飲むことがおすすめです。
「飲めない」ではなく、「飲めるタイミングで少しずつ。」
この意識に変えるだけでも、身体への負担は大きく変わってきます。
⑧ 「私はあまり汗をかかないから大丈夫」と思っている
沖縄の夏は、気づかないうちにも呼吸や皮膚から水分が失われています。
汗をたくさんかいていなくても、水分補給は欠かせません。
室内で過ごす日も、意識してお水を飲むようにしましょう。
身体は毎日の飲み方で変わる
水分補給は、「何をどれだけ飲むか」だけではなく、「いつ、どのように飲むか」も大切です。
サロンでお客様のお話を伺っていると、「知らなかった!」という方が本当にたくさんいらっしゃいます。
だからこそ、このブログを読んでくださった皆さまには、今日から一つでも実践していただけたら嬉しいです。
今年の暑い沖縄の夏も、お水を味方につけて、元気に、そして美しく過ごしていきましょう。
ちなみに、サロンのウェルカムウォーターはおかわりもできますので、ご安心ください。笑
ただし、ゴクゴク一気飲みではなく、身体に「ありがとう」と伝えるように、ゆっくり飲んであげてくださいね。


