便秘薬が習慣になっている方へ|腸の力を取り戻す方法

腸活・体質改善

昨日のお客様は、これまでの数年間「市販の便秘薬」が手放せない状態でした。

若い頃からの便秘が当たり前になり、
気づけば毎日服用する習慣に。

ですが、便秘薬の長期使用は、
腸の働きを弱めてしまう可能性もあります。

今日のブログでは、
腸をいたわりながら本来の力を取り戻していくための
「便秘薬からの卒業ステップ」をセラピストの視点でお伝えします。

便秘薬は大きく分けて2種類あります。

■ 便を柔らかくするタイプ
水分を集めて自然に出しやすくする

■ 腸を刺激して出すタイプ
腸を直接動かして排便を促す

お客様が常飲されていたのは、
腸を刺激して動かす「刺激性下剤」でした。

このタイプは一時的にはスッキリ出やすい反面、
毎日使用すると腸の働きに影響が出ることがあります。

「刺激性下剤」を続けるデメリット

・腸が刺激に慣れて動きにくくなる
・薬の量が増えていく
・自力での排便が弱くなる
・腹痛や下痢を起こしやすい
・腸内環境の乱れ

つまり「出せている」のではなく、
薬で無理に出している状態になりやすいのです。

刺激性下剤に頼りすぎないためには、
まず便秘のタイプを知ることが大切です。

・便が硬い
・便の量が少ない
・押し出す力が弱い
・食事量が少ない

原因によって対策は変わります。

本来の排便は

食事で材料をつくる

腸が自然に動く

排出する

この流れです。

刺激に頼る前に、
腸の環境と生活習慣を整えることが
便秘薬からの卒業につながります。


便秘薬から卒業する4つのステップ

STEP① 出す薬から「食事で育てるケア」へ

いきなり薬をやめるのではなく、
まずは「出すための薬」から
「腸を育てる食事」へ少しずつ移行していきます。

そのひとつが、マグネシウムを食事から補う方法です。

マグネシウムは
腸に水分を集めて便を柔らかくし、
自然な排便をサポートします。

取り入れやすいものとして

・にがり(マグネシウム)
・海藻類
・豆腐(にがり使用)
・ナッツ類
・未精製の塩(ぬちまーす)

などがあります。

特におすすめは「にがり」です。

・お味噌汁に数滴
・お水に1〜2滴
・ご飯を炊く時に少量
・サラダに少し加える

少量から始めるのがポイントです。

※入れすぎると軟便になるため注意が必要です。

薬で腸を動かすのではなく、
食事で便の状態を整えることで、
腸が自然に動きやすくなります。

急にやめるのではなく、
少しずつ「薬 → 食事」へ移行することが
便秘薬からの卒業につながります。


STEP② 胆汁酸を活かして腸を自然に動かす

排便には「胆汁酸」の働きも関係します。

胆汁酸は
・脂肪の消化
・腸のぜん動運動の促進

に関与します。

胆汁の流れをサポートする方法として

・タンポポ茶
・杜仲茶

などを取り入れる方法もあります。

刺激に頼らず、
自然な排便を促す習慣になります。

毎食後、濃いめに煎じて飲むのがポイントです。


STEP③ 朝食後が排便のゴールデンタイム

腸が最も動きやすいのは朝食後です。
食べ物が胃に入ることで、
腸が反射的に動き出します。

しかし

・朝食が少ない
・コーヒーのみ
・食後すぐ外出
・トイレ時間がない

この状態では排便のタイミングを逃します。

対策として

・朝食の量を少しずつ増やしていく
・油脂を少し加える(現代人に不足している「オメガ3 アマニ油」などがおすすめ!
・朝食後に必ず便座に座る習慣をつける

この習慣が自然な排便リズムを作ります。


STEP④ 血糖値の安定が腸の動きを整える

朝食抜きや食事間隔が空きすぎると
次の食事の際に血糖値が急上昇しやすくなります。

血糖値の乱高下は
自律神経を乱し
腸の動きにも影響します。

対策として

・食事前にレモン水やリンゴ酢などを飲む
・タンパク質・食物繊維の野菜から食べる
・食事量を分散する

腸の動きが安定しやすくなります。

⑤ サロンケア「チネイザン」で腸の動きをサポート

生活習慣の見直しに加えて、
サロンケアとしておすすめしているのが「チネイザン」です。

チネイザンは、内臓にアプローチする腹部トリートメントで、
お腹の緊張をゆるめながら腸の動きをサポートします。

便秘が続いている方は

・お腹が硬い
・呼吸が浅い
・交感神経優位
・内臓の動きが低下

この状態になっていることが多く見られます。

チネイザンでは

・腹部の緊張をゆるめる
・腸のぜん動運動をサポート
・横隔膜の動きを改善
・自律神経のバランスを整える

こういった変化が期待できます。

特に、長年便秘薬に頼っている方は、
腸の動きが弱くなっているケースも多いため、
外からのアプローチも有効です。

生活習慣を整えながら、
サロンケアで腸の動きを後押しすることで、
自然な排便リズムへ移行しやすくなります。

薬で出すのではなく、
腸が動ける環境を整える。

チネイザンは、
便秘薬から卒業したい方のサポートケアとしても
取り入れている施術のひとつです。

家で簡単にできるケアもお伝えしています。


セラピストからのメッセージ

長年の習慣はすぐには変わりません。

・薬を少しずつ減らしていく
・朝食をとる(便のかさを増やす)
・温かい飲み物を飲む
・トイレの時間を必ず作る

この小さな積み重ねが、
自力で動く腸を育てます。

刺激に頼るケアから、
腸の働きを育てるケアへ。

無理のない範囲で、
少しずつ整えていきましょう。

※長期間便秘薬を常用している場合は
一度医療機関での確認も安心につながりますよ。

分子栄養学の視点からの詳しい内容は、こちらの記事でもお伝えしています。

必要な方に届きますように。^^

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