先日、お客様とお話をしている時に、こんな言葉がありました。
「仕事の日は普通に動けるんです。でも、週末になって予定がない日になると、急に頭が痛くなったり、身体がだるくなったりするんです。」
そして続けて、こんなこともおっしゃっていました。
「頑張るのが当たり前になっているので、休みの日に体調を崩すことが多いんです。」
このお話を聞いて、「それ、私も同じかも…」と思った方はいませんか?
平日は朝から忙しく動き回り、仕事や家事をこなし、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせながら毎日を過ごしている。
でも、不思議なことに予定のない休日になると、身体が重くなったり、眠気が抜けなかったり、頭痛がしたり…。
実はこれ、「休みだから弱くなった」のではなく、身体がようやく『休んでもいい』と判断したサインかもしれません。
スマホも充電が10%でも動きますよね。
でも、そのまま使い続ければ、ある日突然電源が切れてしまいます。
私たちの身体も同じです。
「まだ動ける」と「元気」は、実は同じではありません。
今日は、なぜ週末になると体調を崩しやすくなるのか、その身体の仕組みについてお話ししたいと思います。
休日になると体調が悪くなるのは、自律神経が関係していることも
平日は仕事や家事、育児などで常に時間に追われ、気を張って過ごしている方が殆どです。
このような時は、身体を活動モードにする「交感神経」が優位になっています。
ところが休日になり、ようやく緊張から解放されると、副交感神経が働き始めます。
すると今まで感じなかった疲れが一気に表面に現れ、
・身体が重い
・朝起きられない
・頭痛がする
・何もやる気が出ない
このような状態になることがあります。
決して怠けているわけではなく、身体が「今なら休める」と判断しているのです。
「疲れていない」と思っている人ほど要注意
サロンでもよくあることですが、
「私、そんなに疲れていません。」
そう話されるお客様ほど、施術が始まると数分で深い眠りに入られることがあります。
呼吸は浅く、肩や背中はガチガチ。
ご本人はそれが普通になっているため、疲れに気付けなくなっているのです。
疲れは、ある日突然やってくるものではありません。
毎日少しずつ積み重なり、それが休日という安心できるタイミングで表に出てくることがあります。
呼吸が浅い人は疲れも抜けにくい
忙しい毎日を送っていると、無意識のうちに呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い状態では酸素が十分に取り込めず、筋肉は緊張し、自律神経も乱れやすくなるというメカニズムです。
その結果、
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない。」
そんな状態が続いてしまうのです。
最近ブログでも何度かお伝えしていますが、身体を整える第一歩は、特別なことではありません。
まずは深く呼吸ができる身体をつくること。
これだけでも身体は少しずつ変わり始めます。
頑張ることは素晴らしい。でも、休むことも身体には必要です
責任感が強く、人のために頑張れる方ほど、自分のことは後回しになりがちです。
しかし、身体は正直です。
「まだ頑張れる。」
そう思っていても、実は身体は「少し休ませて」とサインを送っているのかもしれませんよ。
だからこそ大切なのは、週末だけで疲れをリセットしようとするのではなく、
・毎日の深呼吸
・湯船につかる習慣
・毎日の五大栄養素
・軽く身体を動かす
・質の良い睡眠を意識する
そんな小さな積み重ねです。
その積み重ねが、自律神経を整え、疲れにくい身体づくりにつながっていきます。
今日のまとめ
もし今日の記事を読んで、
「これ、私のことかもしれない。」
そう感じたなら、それは身体からの大切なメッセージです。
無理をしている自覚がなくても、身体はちゃんと教えてくれています。
週末に体調を崩すことを当たり前にせず、毎日の小さなケアを少しずつ始めてみませんか。
未来のあなたの身体は、きっとその積み重ねに応えてくれるはずです。
そして次の休日は、「疲れて寝て終わる一日」ではなく、「元気だから楽しめる一日」に変わっているかもしれません。
それが一番もったいなくない、休日の過ごし方だと私は思っています。
どうぞ楽しい週末をお過ごし下さい。^^

