前回のブログでは、身体の酸化を防ぐために「抗酸化物質を足すこと」だけではなく、まず活性酸素を作りすぎない生活をすることが大切というお話をしました。

「酸化した揚げ物は身体に悪い」
このイメージは多くの方が持っています。
しかし実際には、毎日繰り返される血糖値の乱高下、睡眠不足、慢性的な炎症、そして飲酒なども、体内で活性酸素が増える要因になります。
今日は、その中でも意外と見落とされやすい「毎日の飲酒」と抗酸化についてお話しします。
毎日の晩酌。身体の中では何が起きている?
お酒は、肝臓で分解されます。
アルコールは途中でアセトアルデヒドという毒性のある物質に変わり、さらに分解されていきます。
この代謝の過程で、肝臓には負担がかかり、活性酸素が発生しやすくなります。
さらに、毎日の飲酒が続くことで、肝臓の炎症や脂肪肝、睡眠の質の低下などにつながり、結果として身体の酸化ストレスを高める可能性があります。
「足す美容」より「引く美容」という考え方
先日、お客様からこんなご相談をいただきました。
「毎日お酒を飲むので、水素ガス吸引の機械を自宅に置いて毎日吸った方がいいですか?」
水素は、活性酸素の一部であるヒドロキシルラジカルと反応し、水になる性質があることから、抗酸化への可能性が研究されています。
もちろん、水素ガスを取り入れること自体を否定するものではありません。
ただ、私はそのお客様にこうお伝えしました。
「水素を足す前に、まず毎日の飲酒を少し見直してみませんか?」
と。
例えるなら、蛇口を全開にして浴槽から水を溢れさせながら、必死にバケツで水をすくっているような状態です。
まずは、溢れ続ける水を少し止める。
それが、身体を整える第一歩だと思っています。
もちろん、これはお客様だけにお伝えしていることではありません。

何故なら私自身も大のお酒が大好きだからです。笑
だからこそ、「身体に良いものを足す前に、まず身体に負担をかけている習慣を少し見直そう」という考えは、いつも自分自身にも言い聞かせています。
完璧に我慢するのではなく、飲む日もあれば控える日もつくる。
そんな無理なく続けられる習慣こそ、10年後の健康と美しさにつながるのではないでしょうか。
40代からの抗酸化は「何を飲むか」より「何を減らすか」
美容や健康の情報は、
「これを飲めば若返る」
「これを摂れば老化を防げる」
という足し算の情報で溢れています。
もちろん、身体をサポートしてくれるものはたくさんあります。
でも、40代以降の身体を本気で変えたいなら、
- 毎日の飲酒を少し減らす
- 血糖値の乱高下を防ぐ
- 睡眠の質を上げる
- 慢性炎症を放置しない
という「マイナスを減らす」視点がとても大切です。
高価なものを足す前に、今日の習慣を見直す
私も健康や美容が大好きなので、新しい美容機器や最新の健康情報にはワクワクします。
でも、どれだけ素晴らしいものを取り入れても、毎日身体に負担をかけ続けていたら、なかなか本来の力を発揮することは難しくなります。
まずは、身体の中で火事を起こしている原因を減らすこと。
そして、その上で必要なサポートとして、水素ガス吸引や栄養ケアを取り入れる。
この順番こそが、遠回りのようで実は一番の近道なのではないでしょうか。
10年後の肌も、身体も、今日の小さな選択の積み重ねで作られていきます。
一緒に老化に負けない体つくりしていきましょう。^^
