朝起きて鏡を見ると、目元が腫れぼったい。
フェイスラインがぼんやりして、なんだか顔が大きく見える。
そんな朝、ありませんか?
顔が浮腫んでいると、つい頬やフェイスラインをマッサージしたくなりますよね。
でも、ちょっと待って!
実は、最初から顔を触るのではなく、まず身体を動かすことから始めてほしいのです。
なぜ朝は顔が浮腫みやすいの?
寝ている間は、日中のように身体を動かす機会がありません。
また、横になって過ごすことで体内の水分分布も変化します。
さらに、前日の塩分摂取や睡眠状態なども関係します。
だからこそ、顔だけを見るのではなく、身体全体の循環にも目を向けてほしいのです。
顔をマッサージする前に、まず身体を動かそう!
私がおすすめしたいのは、次の4つです。
① まずはふくらはぎを動かす
ふくらはぎは、第二の心臓とも呼ばれる場所。

歩いたり、足首を動かしたりすると、筋肉の収縮によって静脈血を心臓へ戻す働きを助けます。
朝起きたら、まずは足首を上下に15回ほど動かしてみましょう。
② 深呼吸で横隔膜を動かす
呼吸に関係する横隔膜は、胸腔と腹腔の圧力変化を生み出します。
この圧力変化は、静脈やリンパ液の還流を助ける働きにも関係しています。

肩だけで呼吸するのではなく、お腹や下部の肋骨が自然に動く呼吸を意識してみてください。
③ 首や肩甲骨を動かす
顔のリンパ液は、首周辺のリンパ経路を通って静脈へ戻っていきます。

首や肩が緊張している人は、肩甲骨を動かしたり、首をゆっくり左右に動かしたりすることから始めてください。強く揉む必要はありません。
④ 余裕があれば少し歩く
全身の筋肉を使うウォーキングもおすすめです。
激しい運動をする必要はありません。
まずは10〜20分程度、気持ちよく歩くことから始めてみてください。

ここまで読んでいただくと、朝の浮腫み対策には、身体を動かすことが大切だと分かっていただけたと思います。
それでもいきなりは無理という方には、朝起き上がる前のベッドの中で行うストレッチも有効です。
わざわざ起き上がらなくても大丈夫!
☑️まずは仰向けのまま膝を立て、足踏みをするように左右の足を交互に動かす。
☑️深呼吸をしながら、お腹や肋骨の動きを意識する。
☑️そのまま足首を動かしたり、手足を伸ばしたり、少しずつ全身を動かす。
寝起きの身体をゆっくり目覚めさせるような感覚で十分です。
実は、この目覚める前の数分間のストレッチが、朝のスタートをとても快適にしてくれるんですよ。
浮腫み対策は、運動だけではありません
そしてもう一つ、忘れてほしくないのが食事です。
特に意識してほしいのがタンパク質。

タンパク質は筋肉や肌をつくる材料になるだけでなく、血液中のアルブミンをつくる材料にもなります。
アルブミンには、血管内に水分を保つ膠質浸透圧を維持する働きがあります。
そのため、アルブミンが低下すると浮腫みにつながることがあります。
ただし、ここで大切なのは、タンパク質をたくさん食べれば解決するということではありません。
タンパク質は胃で消化が始まり、膵臓の消化酵素などによってさらに分解され、小腸で吸収されます。
つまり、食べる量だけでなく、消化・吸収する身体の働きも大切なのです。
実際に、消化吸収の状態には個人差があります。
胃腸の調子や食事量、生活習慣、身体の状態によっても変わってきます。
サロンでは、お客様の食事内容や身体の状態を確認しながら、必要に応じて個別に食事や栄養面のアドバイスも行っています。
食べ物も美容の味方につけていきたいですね。
小顔になりたいなら、顔だけを頑張らない
小顔ケアというと、どうしても顔ばかりに意識が向きがちです。
でも、顔の印象には、首や肩の緊張、姿勢、呼吸、全身の循環など、さまざまな要素が関係しています。
サロンでは、顔だけを施術するのではなく、全身の状態を確認しながら身体を整え、そのうえで小顔コルギを行っています。
さらに、食事や日々の生活習慣も美容の一部。
外側から整えるだけでなく、内側から身体を育てていくことも大切にしています。
顔をすっきりさせたいなら、顔だけを頑張らない。
朝の浮腫みが気になったら、まずは足首を動かすことから始めてみませんか?
毎日の小さな積み重ねが、これからの自分の顔と身体をつくっていきますよ。
