五十肩は「肩だけの問題」ではありません。
五十肩は、肩関節を包む関節包が炎症を起こし硬くなることで可動域が制限される状態です。
さらに、肩を安定させているインナーマッスル(深い部分の小さな筋肉のグループ)が硬くなることで、
肩甲骨の動きが悪くなり肩が上がらなくなります。
つまりインナーマッスルは、肩を安定させる4つの小さな支え筋。
ここが硬くなると、
関節の動きがスムーズでなくなり、
炎症や痛みが起きやすくなります。
先日のお客様は、右肩に五十肩の症状があり、
お顔にも左右差が出ていて、右頬が少しむくみやすい状態でした。
ここで大切なのは――
肩甲骨は「背中」と「首」と「顔」につながっているということです。
なぜ片顔だけ浮腫むのか?
肩が上がらない側は、次のような状態になります。
・肩が内側に巻く
・鎖骨が下がる
・脇の下(腋窩リンパ)が滞る
・首の筋肉(胸鎖乳突筋・僧帽筋)が緊張する

すると、
顔へ向かうリンパや静脈の流れが悪くなり、
→ 片側の顔だけ浮腫む
→ 口角が下がる
→ フェイスラインがぼやける
→ 目の高さがズレる
というアンバランスが起きやすくなります。
顔は「体の末端」です。
土台(背中・肩・鎖骨)が傾けば、当然その上にある顔も傾きます。
■ 顔だけ触っても整わない理由
フェイシャルだけで一時的に引き上がっても、
背中・肩の緊張が残っていれば、また元に戻ります。

特に五十肩の方は、
背中の脊柱起立筋や広背筋が硬くなり、
筋膜のラインが顔まで引っ張られています。
だからこそ、
✔ 定期的なプロによる背中ケア
✔ 肩甲骨・鎖骨ラインの解放
✔ 全身バランスの調整
が必須になります。

■ ホームケアのポイント
先日のお客様には、ご自宅で簡単に出来る
「高濃度酸素オイル」を
・肩
・脇
・鎖骨
に塗布するだけの
「塗るだけホームケア」をご案内しました。
酸素が入ったオイルをお風呂上がりに塗るだけで、血流と筋緊張が緩み、肩が軽くなります。

強く揉む必要はありません。
「流れを作る」イメージで十分です。

そして――
痛みが落ち着いたら、少しずつ可動域を広げていきます。
ヨガポールなどを使うとまた更に
ゆるみ楽になってきます。
ですが、無理は禁物。
慌てず、ゆっくり。^^
■ 肩が整うと、顔も変わる
不思議ですが、
五十肩の痛みが軽減し、肩甲骨が動き始めると
・フェイスラインがシャープになる
・左右差が整ってくる
・浮腫みにくくなる
という変化が出てきます。
それは、
「顔を触ったから」ではなく、
体の土台が整ったから。
■ 最後に
五十肩は焦って治すものではありません。
体が「整え直し」を求めているサインです。
顔の歪みも、肩の痛みも、
どちらも同じラインの問題。
慌てず、ゆっくり、全身から整えていきましょう。
肩が変われば、顔も変わります。
一緒に、土台から整えていきましょうね。

