【沖縄那覇新都心】
全身の疲れも取れる小顔コルギ
ゆめこるぎセラピストのMegumiです。
本日もご訪問ありがとうございます。
肩の可動制限は、見た目「お顔」のバランスまで変えてしまうこともあります。
昨日のお客様は、ここしばらく肩が上がりにくくなっていて、トリートメントしても痛みを感じるほどになっていました。
実際に肩甲骨にも指が入りにくく固く凝り固まっています。
お客様の場合一時期は、服を着るのが辛い時もあったとか。
これでも少しずつ良くなっているとの事で、少し安心しているところですが…
実は、四十肩・五十肩などで肩の可動が悪くなると、痛みだけの問題でなく顔の歪みやたるみ、フェイスラインの崩れにまで影響が出ることがあるんです。
とはいえ、四十肩・五十肩に無理は禁物!
症状を確認しながらゆっくり焦らず治していくしかありません。
肩が上がらなくなる原因とは?
四十肩・五十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、肩関節の周囲組織が炎症や癒着を起こし、動かせなくなる状態です。
主な原因は次の4つです。
1関節包(かんせつほう)の癒着・拘縮
肩の関節を包んでいる「膜(まく)」が、炎症によって縮んで硬くなる状態です。
本来は肩をスムーズに動かすためのクッションのような役割をしていますが、炎症後に固まってしまうと、動かすたびに痛みが出たり、腕が途中で止まるようになります。
イメージとしては、関節の中でゴムが固まって伸びなくなっている状態です。
2筋肉・腱の硬直(特に腱板:けんばん)
肩を動かす主役である「腱板(けんばん)」という筋肉の束が、長時間のこりや姿勢の悪さでギュッと固まり、動きが悪くなる状態です。
腱板には「棘上筋(きょくじょうきん)」「棘下筋(きょくかきん)」「小円筋(しょうえんきん)」「肩甲下筋(けんこうかきん)」などがあり、これらが滑らかに動かないと、関節の中でこすれて炎症が悪化します。つまり、肩の中で「筋肉がサラサラ動かず、ゴリゴリと引っかかるような状態」になっているのです。
3姿勢不良(猫背・巻き肩)
デスクワークやスマホ姿勢で、肩甲骨の動きが制限される。
4血行・代謝の低下
特に40~60代でホルモン変化や血流の停滞が起こりやすいなど…
要するに、筋肉周りの組織が凝り固まっている状態です。
そして、肩が上がらない原因は肩だけではありません。
背中の筋肉(起立筋)も関係しています。
実は、肩の可動域を支えているのは肩そのものではなく、背中を走る大きな筋肉群、脊柱起立筋や広背筋です。
これらが硬くなると、肩甲骨の動きが悪くなり、結果的に「肩が上がらない」状態になります。
更に背中の筋膜ラインは、首・頭・顔にまでつながっているため、起立筋の緊張が顔の左右差・むくみ・たるみにも直結します。
例えば、左肩が上がらない人の顔の特徴は?
左肩が下がる → 左鎖骨も下がる → 左頬・口角が下がる
頭が右に傾く → 右目が上がり、左目が下がる
左の首筋(僧帽筋・胸鎖乳突筋)が硬くなる
→ 左フェイスラインがたるみ、二重あご傾向
右顎が前に出やすく、噛み合わせがズレるなど…
結果として、「なんとなく顔が歪んできた」「写真で左右差がある」と感じる方が多くなります。
でもこの場合も焦りは禁物!
段階を踏んで改善していきましょう。
特に①初期の炎症期(痛みが強いとき)寝る時にも痛みが強く出ているのなら、腕の下にタオルを入れて肩を支えるなど、無理に動かさず安静・冷却を中心に。
②拘縮期(固まってきたとき)には、入浴後に壁を使って腕を上げるストレッチなど温めて動かして、肩甲骨を寄せる・回す運動で可動域を広げていきます。
③回復期(痛みが減ってきたとき)には、姿勢改善・体幹強化・筋膜リリースなどプロの力も借りて根本改善していきます。
ホームケアでも背中(起立筋)〜肩甲骨〜鎖骨ラインを意識して動かすとより良いです。
《自宅でできる簡単セルフケア》
1広背筋ストレッチ
壁に手をつき、背中を伸ばしながらお尻を後ろに引く。
肩の付け根から背中がじんわり伸びるのを感じる。2鎖骨下のリンパほぐし
指先で鎖骨下を軽くなでるように流す。
むくみ改善&フェイスラインの左右差に◎3顔の左右リフトケア
下がっている側(例:左)を手のひらで斜め上に3秒リフト。
同時に右肩を軽く下げてバランスを取る。この時もゆったり呼吸が大切です。※詳しくは、施術の際にもお伝えしますね。
最後にホームケアのポイントとして、患部の「肩だけを触らない」ことです。
背中・首・顔を一つのラインとして整えると、肩も顔も同時に改善していきます。
ただ焦らずゆっくり治していきましょう。
では、今日もホームケアを忘れずに!自分磨きして下さいね。
一緒に楽しく、老化に負けない身体つくりしていきましょう。^^
最後までご覧頂きありがとうございます。
今日もいつも自分を大切にして下さいね。