「今日、便は出ましたか?」
サロンでお客様にお聞きすると、
「出たかな?」
では、昨日は?
「どうだったかな?」
……あれ?ちょっと記憶をたどらないと思い出せないご様子。笑
もちろん、個体差があるので毎日必ず排便がなければいけないわけではありません。
でも、脂肪肝やコレステロール値が気になっている方には、食事だけでなく、毎日の排便の状態にも関心を持っていただきたいと思っています。
なぜなら、便は食事や腸の状態を振り返るための、大切な手がかりだからです。
私自身が実践している食物繊維を増やす食事
実は私自身も、食事を見直しています。
脂肪肝やコレステロール値が気になる方に、食物繊維を増やすことをおすすめしていますが、もちろん私も実践中。
以前よりお肉を食べる機会を減らし、青魚をはじめとする魚介類を中心にした食事へ。

野菜や豆類、もち麦なども取り入れながら、食物繊維を意識して増やしています。
すると、私の場合は排便のリズムに変化がありました。
起床時の朝5時ごろに排便があり、朝食後や昼食後にも出ることがあります。
しかも、便の状態も良好。
食物繊維を意識して増やすと、こんなに変化を感じるものなのかと、自分でも驚いています。
もちろん、排便の回数には個体差があります。回数が多いほど健康というわけではありません。
私の場合は、食事を見直したことで、心地よい排便のリズムができてきたと感じています。
実は、こっそり追加しているものがあります
それが、チアシードです。

まだお客様にはおすすめしていません。
なぜなら、私自身が試している段階だから。笑
毎日続けている食習慣に、さらにチアシードを加えたらどうなるのか。
自分の体で観察しているところです。
私が食べているのは、こんなデザートです。
- ブルーベリー
- キウイ
- 豆乳
- 水でふやかしたチアシード
- すりごま
- きなこ
前日にチアシードを水に浸しておき、食後にこれらを合わせていただきます。
これが、もう美味しい!
健康のために我慢して食べるというより、楽しみで食べたくなるデザートです。
ただし、ひとつ気になっていることが。
今までの食事に、これを追加したわけですから、摂取エネルギーも増えています。
体脂肪を減らしたい私にとっては、そこが悩ましいところ。
でも、美味しいものをやめる気はありません。笑
その分、食事全体のバランスを見ながら調整していこうと思っています。
チアシードには、どんな栄養があるの?
改めて調べてみると、チアシードは食物繊維を補う食品として魅力があります。
水分を吸収して膨らむ性質があり、食物繊維のほか、植物性オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸、たんぱく質、カルシウムやマグネシウムなども含んでいます。
特に注目したいのは、食物繊維です。
食物繊維には、便のかさを増やすものや、水分を保持して便をやわらかくするもの、腸内細菌のエサになるものなどがあります。
こうした働きが、排便を整えるための食生活を支えてくれます。
また、食物繊維を十分に摂る食事は、血糖値やコレステロールの管理にも役立ちます。
ただし、チアシードを食べれば脂肪肝やコレステロール値が改善する、と断言できるわけではありません。
食事全体を整えることが基本です。
私の快便も、チアシードだけの効果とは限りません。
魚介類中心の食事や、野菜・豆類などを含めた食物繊維の摂取量が増えたことも関係している可能性があります。
だからこそ、これからも自分の体の変化を観察していきます。
便は、出たかどうかだけでなく状態も確認する
ここは、ぜひ皆さんにも意識していただきたいところです。
「今日は便が出ました!」
それは大切なことですが、もう一歩だけ観察してみましょう。
確認したいのは、次の3つです。
1.排便のリズム
何日も出ていないことはないか。いつものリズムから大きく変わっていないか。
2.便の形や硬さ
硬くてコロコロしていないか。反対に、水のような便が続いていないか。
3.排便するときの状態
強くいきまないと出ない、残便感がある、腹痛や張りが続くなどの変化はないか。
目安として参考になるのが、バナナのような形で、適度なやわらかさがあり、無理なく排便できる便です。
毎日バナナ状の便が出なければ異常ということではありませんが、回数や形には個体差があるため、普段の状態からの変化を見ることが大切です。
そして、排便の記録をつけてみるのもおすすめです。
毎日細かく記録するのは面倒ですよね。
でも、便が出た日、形や硬さ、食事の変化を少しメモするだけでも、自分の体を客観的に見るきっかけになります。
サロンで施術前後の写真を撮るのと同じです。
変化を確認するには、まず今の状態を知ることが必要なのです。
40代からは、腸のためにも食事を見直そう
脂肪肝やコレステロール値が気になると、つい「何を食べてはいけないの?」と考えがちです。
でも、食事改善は何かを禁止することだけではありません。
野菜や豆類、海藻、きのこ、もち麦などから食物繊維を増やす。
お肉ばかりにならないよう、青魚を取り入れる。
食事の内容と量を見直し、無理なく続けられる形をつくる。
こうした積み重ねが、健康づくりの土台になります。
今回のチアシードも、その選択肢のひとつとして考えています。
乾燥したまま大量に食べるのではなく、十分な水分に浸してから取り入れ、最初は少量から試してください。お腹の張りが強くなる場合は、量を減らして様子を見ましょう。
なお、排便回数が急に増えた場合や、血便、黒いタール状の便、強い腹痛、意図しない体重減少などがある場合は、食事だけで解決しようとせず、医療機関に相談してくださいね。
便は、体から届く日々のサインのひとつ。
「出たからOK!」で終わらせず、自分の体を知る習慣を始めてみませんか?
健康も美容も、今の自分を知ることから。
私も引き続き、美味しく食べながら実験を続けます。
チアシードの研究結果は、まず自分のお腹に聞いてみることにします。笑
