今朝、お客様からLINEが届きました。
「朝起きたら、謎に肋骨が痛いんです。呼吸すると少し痛くて、動かすととても痛いです」
……朝起きて、いきなり肋骨が痛い。
これはちょっと心配になりますよね。
今回のお客様には、今日は無理して来店せず、まず安静にして、痛みが落ち着かない場合は医療機関で診てもらうようにお伝えしました。
せっかくご予約いただいていても、痛みがある状態では、私も完全な施術ができません。
「軽くならできるかな?」
と思われる方もいらっしゃいますが、身体が「痛い」と言っているときは、施術より先に確認しておきたいことがあります。
肋骨が痛いからといって、肋骨だけが原因とは限らない
肋骨は、背中側では背骨の胸椎につながっています。
そのため、肋骨そのものだけではなく、背骨とのつながりや、その周囲の筋肉・関節などが胸郭の動きに影響して、肋骨周辺に痛みを感じることもあります。

身体をひねったとき、寝返りをしたとき、身体を起こしたとき、深く息を吸ったときなどに痛む場合もあります。
ただし、ここで大切なのは、
「きっと筋肉でしょう」
と決めつけないこと。
筋肉や関節の問題だけではなく、肋骨や肋軟骨、肺や胸膜など、医療機関で確認しなければ分からない原因もあります。
以前、サロンで「腰が痛い」とおっしゃっていたお客様が、病院で検査を受けたところ骨折が分かり、さらに骨粗しょう症が判明したケースもありました。
「腰が痛いだけ」と思っていたことが、実は身体からの大切なサインだったのです。
▼こちらの記事にも、そのときのことを書いています。

40代以降は、痛みを「年齢のせい」「疲れのせい」と片づける前に、一度立ち止まって身体の状態を確認することも大切です。
40代以降は「骨」のことも一度考えてみる
今回のお客様には、病院へ行かれるのであれば、「骨密度も一度測ってみては?」とお伝えしました。
もちろん、
「肋骨が痛い=骨粗しょう症」
という意味ではありません。
ただ、女性は40代以降、特に閉経前後から女性ホルモンの変化によって骨量が減少しやすくなります。
そして骨が弱くなっていても、普段は自覚症状がありません。
だからこそ、痛みなどをきっかけに受診するのであれば、
「今の私の骨は大丈夫かな?」
と、一度確認しておくことも、自分の身体を知るきっかけになります。
美容では鏡を見れば変化に気づけますが、骨は見えません。
見えないものほど、つい後回しになりがちですからね。笑
「年齢だから」で終わらせない
40代以降になると、
「肩が痛い」
「腰が重い」
「疲れが取れない」
「身体が硬くなった」
など、身体の変化が増えてきます。

そのたびに、「もう年だから仕方ない」で終わらせてしまうのは、少しもったいない。
たしかに、年齢とともに起こりやすい変化はあります。
でも、「年齢のせい」と決めつけることと、「年齢とともに確認しておきたいこと」は別です。
私がサロンでできるのは、身体を労り、緊張をゆるめ、心地よく整えていくことで、痛みの原因を診断したり、病気を見つけたりすることはできません。
だから必要なときには、「今日は施術より、病院を優先しましょう」とお伝えします。
実際にこれまでにも、サロンで症状を伺って受診をおすすめしたところ、病院で思いもよらない原因や新たな病気が分かったお客様が何人かいらっしゃいます。
そういうときは、施術をしなかったことも、その方の身体を守るための大切な選択だったんだなと思います。
そして私は、今日は事務仕事に専念します
そんなわけで、今日の午前中は、たまっている事務処理を片づけることにしました。
でも、本当は昨日の続きをしたくて、うずうずしています。
そう、ガーデニングです。
土を触って、植物をいじって、気づいたら汗だく。

……それが最高なんです。笑
でも今日は、もう身なりも整えてメイクもバッチリ。
普通の主婦からセラピストに変身済みです。
午後にはお客様をお迎えしますから、ここから庭に出て汗だくになり、
「こんにちは~!」と爽やかな顔で現れるのは、ちょっと無理がありますから。笑
午後のお客様に気持ちよく過ごしていただくためにも、今日はガーデニングは我慢我慢。
午前中は大人しく事務仕事に励みます。
身体も、庭も、焦らず整える
身体にいつもと違う変化があったら、まずは立ち止まって確認する。
必要なら医療機関に相談する。
そして問題がなければ、また身体を整えていく。
美容も健康も、頑張る力だけではなく、立ち止まる力も大切です。
これからの私たちに必要なのは、「もっと頑張らなきゃ」ではなく、
「今の私の身体は、何を伝えているんだろう?」と、耳を傾けることなのかもしれません。
それが、これからの身体と長く付き合っていくための、意外といちばんの近道なのだと思います。

